頑張りすぎずに血圧を下げよう！>降圧剤とグレープフルーツの相性は×

私たちが普段飲んでいる、あらゆる薬は
体内にはいると異物や、毒物として扱われ
主に肝臓の解毒作用で、水溶性の成分なら
尿や胆汁とともに、体の外へ出ていきます。
脂溶性の成分は、肝臓の酵素によって化学変化を起こし
水溶性に変えられてから
体の外に出るのです。
なので、多くの薬は６時間ごとに
服用をつづける必要があるわけです。

ところが、グレープフルーツの苦みの成分である
ナリンジンに、降圧剤の中で
カルシウム拮抗剤の成分を分解する酵素の働きを
妨害する作用があることがわかりました。

そのため、カルシウム拮抗剤の成分が
排出されずに体の中に長くとどまり
薬の効き目が強くなってしまい
逆に血圧が下がりすぎて、頭痛やめまいなど
色々な副作用症状を
起こすことがあるようです。

グレープフルーツのだけでなく
同じような柑橘系の食べ物でも
ミカンやオレンジにはナリンジンは含まれていないので
カルシウム拮抗剤との飲みあわせは、ないのですが
だいだいやザボンには含まれているので
注意が必要です！

グレープフルーツと飲みあわせが悪い薬は
睡眠薬やアレルギー薬などの中にもあるので
薬を服用するときは
医師や薬剤師に飲みあわせを確認するようにしてください！